資本主義社会の行きつく所に、私達を持ち受けるているものが何であるのか、いまようやくおぼろげながらも判ってきたように思います。オゾン層が破壊され、世界の到るところで異常気象が発生し、天変地異のようなものも続発しています。人間の飽くなき欲望の追求の果てには、決してバラ色の未来はない、今行動を始めなければ取り返しがつかなくなる、ということが見えてきました。

資本主義とは人間の貪欲な利潤追求行為を保証する制度だったことがやっと判ってきたのです。もっと大切にしなければならないものがたくさんあります。自然と共存してゆかねばなりません。既に人類に無限に与えられている大自然の恵みをもっと大事にし、これを感謝しながら受け取るべきです。足るを知るべきです。今日も食堂街からは大量の食べ残しが捨てられ、貧富の差はますます広がっています。

ひとつの社会の中だけではなく、地球規模でも貧富の差が拡大しています。人間らしい心や優しさを忘れた人達が溢れています。心に重いフタをして、鉄の仮面を被り、人間らしい感情を押し殺して生きることにスッカリ慣れてしまったのでしょうか。でも、いまの世の中の仕組みがそうなっているから仕方がない、という面も否定できません。それでも、それを変えるのも私達自身に他ならないのです。

一方で、私達はうれしい変化の兆しにも少なからず出会うようになりました。すばらしいボランティア活動が各地で展開されるようになりました。書店には、本物の生き方だの宇宙からのメッセージだの、スピリチュアルなものをテーマにした本も増えています。自然に回帰し、大地と共生しよう決心された方々も周囲に増えています。サラリーマンを辞め、田舎で農業を始める方なんかも増えてきています。

いまの世の中、10年先、20年先を見て行動することは大切ですが、今日のごはんも食べないわけにゆきません。現在の社会システムを完全に否定して生きて行くことはできません。既に大勢の方々の意識は変わってきていますが、その流れが奔流となったとき、世の中はきっと一瞬にして変わるでしょう。そこには愛、助け合い生かし合い、優しさと思いやりの精神がお金より大切な社会になるはずです。

このような時代認識のもとに、メインキー・インターナショナルは私が舵を取り、この荒波に漕ぎ出すこととなりました。メインキー・インターナショナルは新しい「生かし合い時代」の先駆けになります。会社の設立は1992年ですが、西暦2000年が会社としての本格活動を開始する年となります。既に断片的に経営理念を述べて参りましたが、ここで再度、私の経営理念を整理させて戴きます。

私は、メインキー・インターナショナルをこのような会社にし、皆様のお役に立って行きたいと思います。

  • 競争ではなく共生を経営の基本とし、新しい価値の創造により人類社会に貢献する(シェアー争いや価格競争をせず、不当な安売りをせず、同じものにも新しい付加価値を付与する)。
  • 世の中にとって有益なもの・サービスを提供する。それは、必ず環境、身体、精神衛生上有益なものとする(本物だけを扱う。本物とは安全、安心、快適、ローコスト、ハイクオリティー、世の中を良くしても悪くしないもののことである)。
  • ここで働く我々の心を明るくし、職場を明るくし、もって世の中の灯台となる(他人の悪口や批判はやめる、部下をガミガミ叱らない、腹を立てない、否定的な想念を発生させず、全てのことに感謝する)。
  • 利潤とは「お客様の満足」の指標と知り、物の多少に動揺せず、只管お客様の幸福を祈念する(お客様の満足を創れず、利潤の上げられない企業は存在価値がない。景気が悪いのではなく、お客様に満足して戴ける価値を創造していないことを恥じよ)。
  • 感謝の気持ちを忘れない。お客様はもちろん、仕入先、全ての関係者に徹底感謝する。
  • 我々は宇宙の大生命に生かされていると知り、この生命をもって最も尊しとなす。
  • 他人の生命を尊重し、主義主張を尊重すべし。ただ付和雷同するには及ばず、反論すべきは反論する。

                                 







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